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Channel: JGR –ゴルフ体験主義
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ブリヂストンゴルフ「JGR フォージド」アイアン

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どーもです。

ブリヂストンゴルフのニューモデル「JGR」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「フォージド」アイアンがオオトリになります。本体この「フォージド」アイアンを先にすべきだったかもしれませんが、個人的な注目度から「ハイブリッド フォージド」アイアンを先に紹介してしまいました。そんな感じですが、「フォージド」アイアンを紹介した上で、ボクなりに「JGR」シリーズを総括してみたいと思います。

まずは見た目から。BS JGR FIR MAIN

先代「XブレードGRフォージド」アイアンの見た目はかなりクールなモデルでしたが、フェース下部が中空になっていました。これは、もしかしたら昨日紹介した「ハイブリッド フォージド」アイアンの源流なんじゃないかとか、今更思ったりして!? でも、「JGR」は普通のキャビティタイプになっていました。BS JGR FIR BACK

フェースはややトゥ・ヒールに長めですが、これは先代とほぼ同じような形状だと思います。とはいえ若干「JGR」のほうが、トゥ・ヒールがコンパクトになっていたかもしれません。BS JGR FIR FACE

ソールは狭すぎず、広すぎずですが、先代よりは気持ち広くなっているようにみえました。リーディングエッジの削り方も特徴的でした。BS JGR FIR SOLE

ネックはセミグース。先代よりもグースは強くなっていました。BS JGR FIR SIDE

構えてみるとこんな感じ。ややトゥが立っていて、適度につかまりそうな印象です。でも、意外とトップブレードが薄めで、ややシビアなのかなって思う部分もあります。まぁ、その辺は実際に打って確認してきましたので!!BS JGR FIR TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「XP95」S200フレックス装着モデルの#5。スペックは、ロフト角24度、ライ角61度、長さ38インチ、総重量400g、バランスD1。シャフトスペックは、重量100g、トルク未発表、先中調子。BS JGR FIR SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

重量的にはやや軽め、グリップは昨日紹介した「ハイブリッド」アイアンと同じ太さだったと思います。素振りしてみると、XP95との組み合わせはやや先が走るようなイメージでしたが、捻れ感がなくシャープに振れるイメージでした。見た目でも書きましたが、結構トップブレードが薄めなので、若干「おっ!?」ってな感じになります。でも実際に打ってみると、これがまたしっかり球は上がるし、つかまりもいい感じ! ロフト24度でこの弾道は、ウソみたいですわ~! これぞ、アイアンの進化ってな感じですかね。最近、球が上がらないアイアンって、いわゆるマッスルバックタイプでも無いんじゃないかなって思う次第です。GST-3Bの3球平均データはHS40.3m/s、初速55.6m/s、飛距離179y、ミート率1.37でベストは写真の通りでした。BS JGR FIR DATE

スカイトラックの弾道データがこんな感じで、BS JGR FIR ST3D

その各球データはこちら。BS JGR FIR ST

【3球平均】
HS39.8m/s、初速53.3m/s、打ち出し角14.2度、バックスピン量3411.3rpm、サイドスピン-810.2rpm、飛距離187.2y
【ベスト】
HS39.7m/s、初速53.2m/s、打ち出し角14.3度、バックスピン量3500.2rpm、サイドスピン-709.5pm、飛距離187.6y

打感はやわらかめですね。さすがにフォージドアイアンには、マイルドな打感を求めるユーザーが多いってことでしょうね。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータはこんな感じでした。BS JGR FIR MST3D

ロフト24度でこの高さが出るってのは、扱いやすさいアイアンを語る上でボクは最優先したいポイントですわ!!

出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー。若干グースが入っていますが、つかまりすぎないのがいいですね。

振り感およびシャフト挙動ですが、シャフトは先が走るようなイメージでした。この感覚が、高弾道の秘密かもしれませんね。

続いて#7ですが、こちらのスペックはロフト角31度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量412.5g、バランスD1。BS JGR FIR #7 MAIN

フェースBS JGR FIR #7 FACE

構えてみるとこんな感じ。BS JGR FIR #7 TOP

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータはこちら。BS JGR FIR 7I MST3D

弾道的には文句なしの高弾道です。#5でもかなりの高弾道でしたが、#5の弾道がそのままさらにロフト分高くなったようなイメージでした。それにしても、170yを#7でこれだけラクに打てると、ゴルフの内容が変わりそう。セッティング上、下の距離のクラブをどうするかという問題はあるかもしれませんが、やはりボクらアマチュアゴルファーにとって飛距離は武器になりますからね!! GST-3Bの3球平均データはHS40.0m/s、初速52.5m/s、飛距離157y、ミート率1.31でベストは写真の通り。BS JGR FIR 7I DATE

スカイトラックの弾道データはこちらで、BS JGR FIR 7I ST3D

その各球データはこんな感じした。BS JGR FIR 7I ST

【3球平均】
HS39.4m/s、初速50.6m/s、打ち出し角17.7度、バックスピン量4603rpm、サイドスピン-851.5rpm、飛距離166.9y
【ベスト】
HS39.2m/s、初速50.3m/s、打ち出し角18.6度、バックスピン量4104.5rpm、サイドスピン-1016.9pm、飛距離170.6y

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/sあたりにオススメかな。フォージドアイアンの打感をキープしつつ、あの高弾道でラクに打てるというのが最大の特徴かと思います。操作性も意識しているのかなと思いましたが、ボクの感覚は限りなくオートマチック系に近い印象でした。ハイブリッドアイアンはとにかく飛距離にこだわったオートマチックアイアンですが、フォージドアイアンはフィーリングのこだわりながらも限りなく打ちやすさを優先したアイアンのように感じました。タイプ的にはボディターンの払い打ちでも、ある程度叩けるタイプでも受け入れてくれる素地はあると思いますが、持ち球的にはフォードヒッターやスライサーのほうがより合うと思います。

今回「JGR」シリーズを試打してみて感じた感想は、先代よりも打ちやすさを追求したモデルかなってなイメージでした。ドライバーだけ若干つかまるようなイメージはありましたが、それでもボク的には弾道がそろっていたのが好印象。かなり割り切って軽量化に踏み切ったモデルなんじゃないかと思います。そういう意味では従来モデルと若干コンセプトも違うと思いますが、ボク的にはより扱いやすさを突き詰めた形なんじゃないかと思います。

<ブリヂストンゴルフ「JGR フォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「XP95」(S200=102g/-、R300=100g/-/先中調子)。カーボンシャフト「ツアーAD J16-11I」(S=65g/4.5、R=63g/4.7/中調子)。
■価格:スチールシャフト「XP95」装着モデル6本(#5~PW)セット9万円+税、単品(#4、AW、SW)各1本1万5000円+税。カーボンシャフト「ツアーAD J16-11I」6本セット本10万2000円+税、単品各1本1万7000円。※#4は特注専用
■発売予定:2015年10月23日


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